NPOブログ

2024/07/27 卒業生トーク会「語り合おう、みんなの道」 & JAZZ LIVE

7/27(土)は卒業生トーク会「語り合おう、みんなの道」& JAZZ LIVE を行いました!
1部のトーク会では「フリースクール在学中に何を学んだ?得た?それが今現在はどう活かされている?」「卒業後の進路はどうやって決めた?誰に相談した?」「現在どうしてる?将来どうしたい?」「スクールや親に言われて(されて)嬉しかったこと・嫌だったことは?」という前回のトーク会と同様の質問に加え、「進学する前(オープンキャンパスや学校説明会など)と進学した後のギャップは?」「スクールでの学習方法に不満などはあった?」といった質問も追加しながら、たくさんの意見を交わすことができました。
2部のJAZZ LIVEではJAZZの始まりや歴史なども学びながら、たくさんの曲を演奏していただきました!響き渡る音色にとけてしまいそうな気持ちになりました…♪
参加者各部20名以上と、たくさんの方に関わっていただけるイベントとなり嬉しく思います。ご参加いただいた皆様、演奏いただいた手嶋カルテット様、本当にありがとうございました!
※本事業は公益財団法人公益推進協会 浅井スクスク基金の助成を受けて実施致しました。

2024/07/01 「子どもと大人」(第3回)~講座「子どもの権利」を開催しながら思う事

(1) 前回は、「子どもが一人でいる時間」の意味・意義と「子ども期をどう生きるか」を取り上げました。

どんな状態にも意味があり、反復しているようでも自我・個性が顕在化していく時期に新しい経験は次の可能性に繋がっていきます。心と身体への栄養には、大人からの発信と併せて子ども同士の関係が欠かせません。

今回は、「学童期における子どもの変化と成長」についてです。

幼児期の多くは親(特に母親)や兄弟・祖父母か保育士の中で育ちますが、小学校からは同年代の他者や先生との関わりが始まります。そこでは自分が知り自分を判ってくれる環境とは違う世界が多くを占める様になり、不安・興味・未知との応答を繰り返しながら自分の持ち味を出していきます。当然ですが、受けとめ慣れる時間は人により違いがあり、その反応は様々です。発達のプロセスでは決して比較することではなく、その子ども固有の歩みであることを押さえねばなりません。他者動向やマニュアル本は参考にはなっても、それをわが子に直裁に取り入れては親子ともども消耗します。遅れた様にも見える所に発見の糸口があり、宝物があるはずです。

未知との世界が子どもの脳や身体を刺激するので、何時も快適であるというよりも興奮したり葛藤したり、時にはめげたり拒んだりとか後退現象に感じることもあるでしょう。その際の大人の役目は、見守り、励まし、聞いてあげたりの同伴です。本人が頑張ったことへの対価/対応はモノ以上に共感や自分の子ども時代の失敗などを伝えることであり、それらを共有しながら一定期間の節目/タイミングには労いのご褒美も生きてきます。

同時に親にも余裕が必要です。大変な場合には周囲のサポートや気分転換がないと目先の出来事に振り回されてしまいます・・・何か切替えできるものはありますか。子どもも親を見ています。父親や周囲の出番かも知れません。是非の判断や答えだしは1.2週間よりも緩やかに1ヶ月~1学期単位の変化に向き合っていってください。

そして、子どもが何かを得て、親も気づいた時は、きっと成長の節に立ちあえた喜びとなるでしょう。

 

(2) 待ったなしの場合:「不登校」について

 子どもの生活において、学校は一番の時間を過ごす大事な場ですが、現実にはそのために安全であり(主に施設面)、安心して通える(人間関係と運営面)ように保障されていなければなりません。家庭や生育環境が異なる一人ひとりの子どもを受入れる教師達や関係者にとっても、学校は安全安心な場でなければならないのですが、現実には制度の問題や社会的影響もあって必ずしも円滑に機能しなくなっているのです。

 その一つに不登校があります。既に文科省は「不登校はどの子どもにも起きうる」、「学校復帰を目的としない」との通知を出し、制度的にはスクールカウンセラー配置や別室設置などの対応をとっていますが、発生数は近年の高止まりから急増となり、少子化時代にも関らず全国30万人です(~1クラスに数名、小学生も顕在化)。

 多くの子ども達が行きたくとも通えなく、またほとんどが在宅状態ということは、本人も家庭も大変ですが、実は社会にとっても深刻な問題です。義務教育段階の児童は憲法でも「学習権、無償」と謳われており、この基本的権利が損なわれている(厳しくいえば憲法違反)こと、必要な手当が長期的になされないと未来社会の担い手形成に瑕疵が起きるということを認識せねばなりません。(関連/教師「ブラック就労」、いじめ、指導死・・)

 道内で1.3万人の不登校児童は、公的支援センターや民間フリースクールに数百名が通う以外はほぼ在宅状態であり、1万人は小規模学校100200名換算にして約50100校に相当します。(仮に50校は札幌市内でいえば小学校の1/4、中学校の半分に匹敵!)学校制度が変らねば子どもは救われません。

 学校に行かない(行き渋り、起きない・・)が始まった際に注意すべきことは、登校を頑張れと促すことです。本人は親の期待や圧力に応えようと無理をして、腹痛・頭痛や朝起きできないなどの体調不良を起こします。心身にダメージを起こしては何もなりません。症状がひどくなると通院や服薬などとなっていき、本人も親も大変です。(ここでOO症との診断をされても、それは原因というより何らかの事情で登校できないことに起因するといういわば結果と見たほうがよく、成長期の服薬は最小限にとどめられたらと・・・)

 

(3) 親として:「居場所」のセッティング

現実に不登校となった場合、親が一番にすべきことは様子把握と子どもの要望に添った対応となります。きっかけはあれど複数の要因もありえるので、直ぐに問いただしたり反応するのではなくまずは見守りから。直接には休むことの了解、そして一定期間後に子どもの真意確認と担任との会話でしょう。(2016年制定「教育機会確保法」では「休息の権利」、「学校外の学び」、「官民の協力」を明文化しました)

この間、家庭での過ごし方/留守番等も気になりますが、休息することが優先であり、何をやるかとかを迫ったり直ぐに学習課題を入れるよりは就寝・起床・食事などの生活リズムを整えることを大事にしてください。日々の健康状態に普通&笑顔で接しましょう。1日中の親子密接よりも適宜外出/散歩・買い物など転換も有効です。

教室・人間関係に起因する場合は、学校に必要なアクションを取りますが、その内容や教師によってはどこまで共有して打開できるかはケースバイケースです。理解ある担任もいれば、そうでなくて長引く事例も残念ながら多々あります。文科省通達にも関らず学校側から登校を促したり、週・月毎に定期的に会いたがるとか、子どもの心情に即さないアンフェアな言動に対しては、親の立場からきちんと申入れせねばなりません。校長と面談せねば進級・卒業できないとかは日本の学校制度ではありえないことです。

近年は今の学校制度に起因する管理・学力評価優先ではなく、子どもに適った学びの場を求める家庭も出てきました。基本となる公教育ではクラス当りの生徒数の多さもあり、個別ニーズにどこまで応えていけるかに難しさを感じる中で、新しい教育環境や子ども本位の学校づくりの先進事例も生まれています。

 今回のまとめは、子どもが自ら成長する発達段階に相応するような大人/親の姿勢~把握力・判断力・支援の仕方など、バージョンアップした包容力についてでした。“子育ては大人も共に進化せねば”です。

 次回は、「本当の居場所」についてです。

 

2023/10/21 「子どもと大人」(第2回)~講座「子どもの権利」を開催しながら思う事

(1) 前回は「子どもの世界とつながるには、その世界の入口/扉のキーが必要」を紹介しました。

・どの子でも生育時代に有する世界、そして子ども毎に異なるであろう固有の世界の扉は、大人/親の都合で開けられるものではなく子どもが 

 シグナルをくれた時、それに相応しい応対を大人がした時にキーは合鍵となるのです。大前提は、子どもに合せること~同じ目線、同じ姿勢

 や時間、受入れる雰囲気。そこに親や教師の立場は不要です。まずコミュニケーションから始まり、その内容によりどう反応するかで第2ラウ

 ンドへ。

2回目の話の最初は、「大人への問いかけ」です。

 あなたは「OO歳の子ども」の気持ちをどのようにして受けとめ、捉えられますか。そもそも自分が子どもだった時代の事~楽しかったり、悲しく

 辛かったり、何かの節目だった出来事をどれだけ思い出すことができるでしょうか。えてしてあまり良くない記憶のほうが多いようですが、その

 時の気持ちを想起しながら、また当時接してくれた大人の様子も参考にすると、子どもとの距離が近くなるかも知れません。

・自分の「節目が何歳位の時だったか」も思い出してみましょう。

 家族がいる、両親揃っている、兄弟姉妹がいる人もいれば、何かの事情でギリギリのメンバーだったり、特別事情で「孤立無援」の人もいるか 

 も知れません。あとから判ることに、周囲の温かさに包まれて育ったこと以上に、厳しい環境に耐えたり乗り越えてきた体験が、今の自分の

 土台となっている事も多いのです。

 私の少年期は、兄の事故死、父母の離婚などで小学校4度・中学校2度の転校。勉強のハンディ・友人関係・先生とのやりとり・・・辛かったの

 は親と別れ3年間親戚に預けられた期間ですが、得がたい経験でした。(高校大学時代は様々な機会に恵まれその後人生の礎石となる。但

 し家庭生活では父的立場を模索した)

 

(2) 今回は、「子どもが一人でいる時間」の意味、意義を取り上げます。

・まず本の紹介。『子どもが孤独(ひとり)でいる時間(とき)という書物があります。アメリカの研究者でありクェーカー教徒のエリーズ・ボー

 ルディング博士(5人の母)1900年代に著し、松岡享子さん翻訳で1988年発刊される。原題は、“Children and Solitude”(子どもと孤独)。

 以下はその本からの抜粋です。

 

    ・(冒頭10ページ:現代社会と人間の在り様~先達者の言葉、学説、宗教・・)

    ・p22:子どもが片隅にひっこんで何かしはじめると、すぐ心配する・・考えてみれば、わたしたちが子どもに対して抱く要求は、たいそう矛盾  

      している。一方では、社会が用意してくれるこの世の居場所にできるだけすんなりとはまりこんでくれるように願い、もう一方では、「独

      創的」であってほしいと望んでいる。

    ・p23:創造力こそが、人間をせまい場所から解き放ち、自らの内に潜んでいる・・能力を最大限に発揮させる・・

     第一、創造力は人間の・・ひとつの基本的特性・・思想家や芸術家と“ごく普通”の人間を区別する一線はない・・

     第二、創造力の本質は、すでに知られている物事を、以前に行われていたのとは少し違うやり方で結びつける事・・

     第三、時間が必要・・創造的活動には、途中で妨げられることのない、大きなかたまりとしての時間がいる・・

        このことは、創造的活動のすべてが、邪魔の入らぬ集中した時間にのみ行われるという意味ではない。

    ・p27: Solitude ― 独り居。なんと美しいことば・・子どもからひとりでいる機会を奪い取ってしまったら、子どもたちは、内に秘めて                                いる宝や、外で得る経験をどうやって生かすことができるでしょう?

   ・(p27-:著名な先人達の少年時代からの回想など、以下ピックアップ)

  ~わたしには、心の自由が必要だ(HG・ウエルズ)、~意識的創造を妨げる者に災いれ(ブラームス)、

  ~心の沈黙の中に経験を記録している(W・デラメア)、~口をきかずよくものを考える子(A・ニュートン)、

  ~「小さな苗(問いつづける好奇心)」は、刺激を別とすれば、何よりも自由が必要(アインシュタイン)、

  ~宗教的体験・・たいていの場合、教会や類した場所では起こらず、むしろ家の中や森や野原にひとりでいたとき・・場合によっては、ひと  

    りでいることのこわさと闘っているときに体験する。(G・クリングベルク)、

・p59:孤独の人はあちこちにいる。しかし、その数はきわめて少なく、しかも、わたしたちはその人たちを生きにくくさせている・・(しかし)孤独は

    深い喜びに満ちあふれたものでありえるし・・希望を失い孤立しているときよりは、むしろ、求めてひとりでいるときにこそ、人間は

    生けるものとより深く一体感をもつ

・p65-:それでは、わたしたちおとなは、子どもたちが創造につながる孤独(ひとり)の時間(とき)をもつことができるように、どんな手助けをして

         やれるでしょう?

 第一に、わたしたち自身が孤独の意味を知ること。孤独は、さまざまな面を持っており、反省、創造、祈り、瞑想・・・

  ウィリアム・ペンはこれを「内なるわが家に変える喜び」と。現代社会では・・・むしろ、生命のパンだ。

  沈黙が守られている家庭では、子どもは容易に、そしてくつろいでその中にはいりこむことができる。

 おかしな言い方だが、孤独は分かち合うことができる。内なる孤独を・・大事にしている家庭では、家族がお互いの孤独の中に容易にす

  べり込んだり、そこから抜け出たりすることができる・・・まるでさわやかな風が吹きぬけるように。

・p73-:畏怖の念に打たれていようと、いたずらをしていようと、子どもたちには、ひとりでいる時間が必要・・・子どもたちは、その間に、わた

    したちが前もってレールを敷いておいてやることのできないたぐいの内的成長をとげる

・p75:(某大学総長が・・時間こそが最大資源、浪費せず学生を一年中通学させ、生存競争のトップに立つ、と表明)

  ・・・むしろ、何もすることがない時間こそが、人を創造的な活動に導くただひとつのものなのではないでしょうか。

 

(3) 「子ども期をどう生きるか」。まず人として、心と身体への栄養。

・一般的な学者の話とは違い、5人の子育てをした人/女性であり親の経験を含めて、子どもの成長にあたり不可欠なものに「孤独/ひとり

 でいる時間」を提示し、更にそれが人間及び人類的にも重要な「創造力の源」にも繋がると強調しています。子ども期体験では、R・カ

 ーソンの「センス・オブ・ワンダー」とも共通します。

・確かに、芸術/音楽・美術・文学(+新たな科学・学問)などは、その作者の問題意識や内面世界・表現技法等の土台のもとに創作品として生

  み出されます。一部の共作を別として多くはひとり作業でもあります。 

  それらの基礎には、子ども青年期に経験した様々な事象や人間関係の積み重ねがあることは当然ですが、加えて孤独という状態に価値があ

  ると。決して孤立ではない事、大人時期とは別に子どもという時代に意義があるという事です。私の場合、親戚に預けられた10歳前後時代に

  は学校以外は孤立に近く、「折れない」様に自身を励ましながら仲間との運動的遊びや自然・読書の中に入り込んでいきました。それらは中

  学以降の土台となり体力・知識・対人関係力を培いながら、受身ではない自主性・主体形成に至ったようです。振返ると(見守ってくれた大人

  もいたのですが、)安穏でない少年期があったからこそ今の生き方に繋がったとも言えます。

・子どもは自分で生きる環境を選べませんが、置かれた所で新しい体験や興味を拡げたり・・周囲は仲間でもあり時に指南役・反面教師ともな

  り、そこに喜びや悩みも生まれます。そして一人になって振返りや次の準備をしていくのでしょう。その際、大人/親は見守りです。仮に「お仕置

  き」であっても一人の時間は貴重です。

 

今回は、紹介文を入れて字数多くなりました。続きは次回にて。    [2023.10 吉野 正敏]

2023/10/4 「子どもと大人」~講座「子どもの権利」を開催しながら思う事

(1)タイトルのこだわり、視点

・この見出しの印象は如何ですか? 「大人と子ども」とすると、まず大人/親がいて次に(付随したように)子ども/子との関係を表しているイメージに見えます。子どもを先にすると、子どもが主体で、その彼()らに関わる大人(親、教師、保育士、近所の住民・・)という流れとなって、それぞれに応じた子ども側からの関係性や課題を取り上げる展開となります。こだわっているのは、“子どもの存在”が大人と同格という確認です。

・これからしばらくは子どもの考えや生活状態について、民間教育を25年に亘って関わってきた者/私が、自身の子育てや孫たちと付き合ってきた半生とも併せながら、気づいた大事な事柄を語っていこう、その際に教育実践という土台をメインにする以上に、子どもの立場/視点をもとに、いわばエンデの著した『モモ的ワールド』を想起しながら語っていければと考えていますが・・。以下(2)は企画講座の経過主旨、(3)から本題に入ります。

 

(2)シリーズ講座「子どもの人権、子どもの権利条約」

・昨年2月より、地域自治体問題研究所との共催企画『私たちの《基本的人権》を問う!』を隔月で7回開催しました。憲法の柱に謳われ民主主義の根幹である人権=人間尊重の価値が、戦後日本社会において未だ途上であり、様々な分野での不平等(→差別)、不公平(→不利益)、経済的格差(→貧困)について、各分野の専門家・実践者にレポートしてもらいながら、状況共有+その打開の方向性を図る取り組みでした。

2023年度はそれを継続発展させて、今の日本社会で子ども達の置かれている状況を多様な角度から掘り下げようと「子どもの(基本的)人権」を大テーマに進行中です。

 <参考:「講座」実施概要~テーマ、講師など、(敬称略)

 

(3)「子どもはどの子も自分の世界を持っている」

「子どもの生きている世界とつながるには、その世界の扉に合うキーを持たねばならない」

今回のメインです。親だから、教師だからといって、一方的に近づき問いかけても、せいぜい形だけの応答に留まるでしょう。問いかける大人は、その時々の子どもの気持ちや状態を見定めながら、自身も穏やかな姿勢でいなければ、子どもはその世界や本音を伝えてくれません。扉のキーは双方が持っているのですが、お互いの波長を一致させる=扉を開けるには、大人側の(一方的ではない)判断と調整する力が不可欠です。

・親曰く、「外で何をしているか判らない」「学校の事を言ってくれない」・・・。それは問うことではなく、子どもの言動・表情で察すればまずはよい事。知りたければ手だてはいろいろあります。少しの時間でも一緒に遊んだり、食事/調理を共有するとか、散歩や風呂の時間にも扉を開くチャンスがあります・・・子育て真っ盛りの親、特に母親は何かと忙しく、つい「あとでね!」となりがちですが、子どもからのサイン=扉のキーを開けかけた時は、5分でもよいので場面を切替えましょう。「まず聴く」、その上で続きの世界も期待できますが、

  心配症の母さんや、会社人間で疲れ果てたりまた統制型の父さんには、近づきたくとも距離を置かざるを得なく、それが続くと子   

  どもは「ホットな気持ちを溜め込み、鮮度も薄まり・・」、後での「反動」も懸念されます。

 ・また、家庭の不安/不安定は避けたいのですが、隠すより率直に伝える中に納得や信頼、そして子どもなりの見通しや覚悟も生ま

  れてきます。これらを通じて、子どもには《知る事と意見表明、選択する権利》が保障されねばなりません。意見表明も待っ  

  ていて出るとは限らず、できるだけ敷居を低くして聞き取っていきましょう。

 学校や子育て施設、放課後の地域などでもしかりです。「まず子どもありき」、「子どもは受動/受け身の存在ではなく主体者である」、出発点はここです。

   <参考> ⇒「子どもはだんだんと人間になるのではなく、すでに人間である」Y・コルチャック)

  [以下続く、予定テーマなど列記]

・「子どもが一人でいる時間」「親の権威、友達型の親子関係」「異年齢集団の大切な意義」

 

・「遊びと友達つくり」「競争、数値評価の問題」

2023/4/11 2023年「まおい学びのさと小学校」開校!

410日、ついに(というかようやく)北海道に『市民立』型の新しい認可小学校が開校しました。

場所は札幌から車で約50分、自由が丘本部&月寒スクールからは約40分のほぼ道央圏ともいえる、空知管内長沼町にある旧北長沼小学校です。ここは元々は開拓の端緒地域にあり、21年に廃校となった場所を自治体と19年に「協定書」締結、22年に「北海道私学審議会」認可を得ました。

 

 初年度は小学14年生の入学は55名。晴れ渡る春の日差しの中を、札幌や周辺自治体から親子が登校しました。玄関入口の歓迎コーナーを経て、会場は3階にある体育館へ。窓越しのくっきりとした青空のもとで入学セレモニーが始まりました。(地元から議会議長、教育長、前町長、地域/区会長・・・)

通常の「式」ではなく、アットホームで生徒やスタッフの出番も。最後にみんなでジュース乾杯!

 

 学校法人名は「学びのさと自由が丘学園」。本体の自由が丘が“子ども達が主人公=学び成長する主体”

を掲げたのが35年前です。往時「新しい教育・学校をめざす研究会」を立上げ、十数年後に「夕張プレスクール(認可前中学)」を開始した実践から25年となります。その間、「自由が丘月寒スクール」を持続しつつ、様々な団体との連携や小樽の学校法人の再建支援/役員派遣を重ねる中、西日本で体験総合学習型の小中一貫教育を5県に展開する「きのくに子どもの村学園」を参考にした“自由な小学校”を構想し、道内各地集会・地元説明会・親子の体験会などを連続して今に至ります。

 

 

■子どもも大人も「自由と協同の学び舎」づくり

 

 戦後の日本社会・学校教育は、憲法に示される「機会平等、義務教育無償」を一定促進しつつ、他方では点数序列・学歴主義や管理主導の画一集権の弊害も顕在化しました(当時は校内暴力・学級崩壊など、その後少子化の中で多発するいじめや不登校の激増、自殺も増加)。私たちは学校を受験知識/暗記型の競争的評価ではなく、“学ぶことが楽しく、本物と触れあい、仲間と育ちあう人間形成的教育”の場となるよう、それを多くの市民や地域住民と共に創ろうと、新しい旗を立てたのです。

 

 その時のスローガンは『北の大地に自由と協同の学び舎を!』『自立と創造の教育』でした。創始者の一人である故鈴木秀一さん(元北大教育学部長)は元教師・父母・学生たちと活動を進め、定年前に職を辞して自ら「夕張プレスクール」代表を5年間勤めました。1998年に開校した時に、鈴木さんが会報「教育のフロンティア」に寄稿した文を紹介します。まおい学びのさと小学校の門出にあたり、初心をふり返る意義とあわせて、今後の取り組みの礎石となればと考えています。

[吉野記:以下は会報276号にも記載、一部要約]

 

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「夕張で新しい世界を創りだそう」    鈴木秀一

 

北海道自由が丘学園中学校の認可開校をめざして、4月から先導的試行の教育を夕張旧鹿の谷小校舎で始めます。先導的試行の意味は、ここで行う教育実践の基本的部分、新しいアイデアを盛りこんだ実践の部分を子ども達と一緒に創り出し、どう発展させていくことが必要かを明らかにしていくことにあります・・・

 

 自由が丘で目指している教育は、「自由と協同、自立と創造」ということばを掲げています。これらのことばは、これまで至るところで使われてきており、手垢にまみれている感じがあります。とくに自由で校則などに縛られないというと、野ばなしか、放縦ではないか、とよく批判されます。私たちは、子ども達のやってみたいこと、学んだり調べたり実験してみたいことを大切に取り上げ、その中で子ども達の心を豊かにし、思考を深める芽を伸ばすことで、人間らしく生きるために自らを律する力を育てていきたいのです。

 

 協同ということも、力を合わせて仕事や事業をやるということが、どれほど成功しているかといえば・・私たちは切磋琢磨の競争はいい競争と認めますが、弱肉強食の競争は人間らしさを失わせるものと考えます。人類が絶滅しないでこれたのは、人間が力を合わせて労働し、知恵を練り合わせて文化(科学・技術・芸術)を創り出してきたからでしょう。生きるためには、どうしても他の人と手を結ばなくてはならなく・・有形無形の人の繋がりに気づくことから、私たちは協同の大切さを見出す教育を始めたいと思っています。

 

 生命の大切さ、人と人との人間的なつながりが大切であることをつかみとれるように、私たちは、プロジェクトという物つくりや探検・調査のための協同活動を教育活動の重要な一環として展開する予定です・・学習も、対象である文化はまさに協力・協同の中で創り出されてきたもので、それを学ぶ道もその協同の観点を大事に考えた道でなければなりません。新しい自分、新しい世界をいっしょに創り出す仕事が今拓けようとしているのです。

 

2023/4/10 「学力テストは何のために・・」 ~本当の学びの楽しさを~

 全国学力テストの結果が発表された。例年のごとく全国的・一斉であり、都道府県/管区別比較で上位/下位を序列している。傾向を見るならばサンプル抽出型でいいし、結果も「比較公開」ではなく当該教育委員会通知で十分。更に4月に実施し11月と半年以上遅れは、学力改善を旨とするなら著しいタイムラグとなる。 

 

 同時に看過できないのは正答率。理科・数学が50%(点)前後というのは問題自体の適否が問われる。他教科も全国平均で70点以下であり、児童の授業理解や教師の教え方の「不足」に留まらないような「難しい」設問は、一体何を目的にしているのだろうか。

 

 この発表にあたり、文科省・道教委は共通して「家庭学習の不足」を挙げていた。児童が最も長時間過ごす学校での課題を二の次/他責にするかの様な発言は、義務教育=未来社会の担い手づくりという重要な公務を司る部局の程度/限界を示しているようだ。 学校現場では、過去問題を使った事前取り組み、費やされる分の行事等へのしわ寄せなど、多くの負担や矛盾が顕在化している。

 

 この様な弊害に対して、自由が丘創始者である故鈴木秀一さんは、「教育は、それぞれの教師が、子どもをよく見つめ、子ども達と一緒に新しい知的・芸術的・身体的世界を探求し、その中で子ども達が賢く、心豊かに、逞しく育つように援助していく仕事です。教師の自由な、創造的な活動を削ぐような学力テストを廃止せねば・・*」と述べていた。 自らも晩年までスクールで日本語授業を受持ち、多感な中学生に「秀さん!」と呼ばれ頬を緩めつつ、スタッフ会議には「授業計画を用意し、実践記録を残す」ようにと先達からの助言を何度も遺してくれていた。

 

 I・イリッチ『脱学校の社会』は、「人を点数化し序列評価するのは教育というより選別工場」と喝破した。憲法や子どもの権利条約に示される、“一人ひとりの可能性を保障し子ども大人が共に育み合う”ことを柱の人間形成的な教育・学校に切替えねばと思う。  [吉野記:通信275号「時事寸評」]

 

*通信「教育のフロンティア2009年12月号」巻頭言は、前段に「学力テストは61年に始まるが・・教職員組合・父母・研究者・市民の強い批判と抵抗により、64年に20%抽出に変更され、69年に廃止された。その後07年に再開されたのは教育内容を規制する学習指導要領を現場に徹底させる、教育を国が統制する力を強める意図」と記載している。

2021/11/29 「不自然、不自由、不日本人・・」( 「不登校」論2 )

教育のフロンティア266号[時事実感]より抜粋

◎某新聞記事:「〔不登校〕なんて言葉は最悪だ・・「不」とは何事か・・何十年も議論しているのに、いまだに「学校の否定」によってしか語れないなんて・・もしも女性を「不女性」、LGBTを「不異性愛」、在日コリアンを「不日本人」と呼べば差別だろう。何故〔不登校〕はありなのか。この言葉の最大欠点は、何十年と続いている社会問題が子ども個人のせいであるかのように語られてしまうこと・・問題は社会全体の病理であり、個人の〔不登校〕が語られたところで改善していかない・・」(若者K氏)

 

 

◎確かに、「不」は不純・不道徳などあるべき事柄からみて「負/マイナス」のイメージ・内容です。今の学校や病院等の専門家優位時代を警鐘したイリッチは1971年『脱学校の社会』で、「学校は目的を実現する過程と目的そのものとを混同させる・・教育を受ける事は学校と(を出る事と)同じと慣らされる」とその“神話性”を批判しました。効率や画一(知識力評価)優先の今の学校には、「途中下車する権利」・「落第する権利」はほぼなく、地元学校へ行かない選択をせざるを得なくなった児童/家庭は、「脱落」や「将来不安」の深刻さを抱えながら不登校状態となり、多くは家庭に留まっています。

 

 

◎数十年前から不登校が顕在化、様々な対症的療法がなされど、少子化の中で昨年は全国20万・道内9千人(前比+1500!)と最大規模となりました。今の学校制度からくる構造問題であることは明らかです。(学校調査では1位「無気力」等の本人家庭要因が上位、学校側要因は下位!)

 

 

◎ではどうするか。「子どもが学校の主人公ならば、子どもを学校の仕組みに合せるのではなく、子ども本意に学校の仕組みをかえられないか」(下村氏1981年)の問いは学者・専門家からも提起され、打開の道の1つに、オープンネス*(空間・集団・内容・方法の開放) の試みも始まっています。自由が丘は予てより無学年制度・子ども達が主体の運営を柱として、体験総合型学習・行事・農業を重視してきました。きのくに子どもの村学園の「宿題なし、テストなし、先生なし(呼ばない)」も参考にしながら、既存学校とは異なる「もう一つの学校」として、ニール*やデューイやフォルケホイスコーレ*の流れも参考に人間形成的教育を24年間実践中です。よって、ここに通う子ども達はもはや不登校児ではなく、学び場・学び方を自ら選んだ「スクールチェンジャー」であり、”自由と協同”の価値の下に大人も一緒に学びあいます.[Y記]

 

 

注*オープン・エデュケーション・システム:クラスの壁、学年の壁、地域との壁を取り払う学校運営。教師の互換共同も発揮される

**彼のサマーヒルに通う/選んだ児童を「自由の子ども」と呼称

***デンマーク由来、学科・演習・行事を柱に寄宿型で自立を培う

教育実践20年、記念企画「9月2日:きのくに子どもの村学園長・堀真一郎さん講演会」

■北海道自由が丘学園が、1998年に夕張市の旧鹿の谷小学校で「プレスクール」をスタートし2003年に札幌移転し「月寒スクール」として持続して今年で20年目を迎えます。 教育実践20年を記念したイベントの第1弾は標記の「講演会」です。 イギリスのニイルが始めた《自由な学校》の日本導入を25年前にはじめ、学年定員15名の小学校+中学校・高等専修学校と連続して開校したその歩みを講演してもらいます。 ■教育を巡る環境は厳しく、更に学校制度の改編も続く中で、改めて人間形成的教育の取り組みを学び、共有しませんか。 講演会の要領は下記の通りです。

  ○日時:2017年9月2日、13時受付、13:00-16:30、○ところ:北大クラーク会館講堂

  ○申し込み:事前予約、参加費700円(飼料代) 連絡:自由が丘センター 011-858-1711、FAX858-1333

2016年

9月

15日

法人の体制とこれからにむけて

 

NPO「定款改訂」について/報告 ■

 

○今年5月のNPO年次総会にて定款改訂を決議しました。主な内容は、組織代表の役員呼称を従来の「理事長」から「代表理事」への変更です。

 

NPO法では通常執行&決裁は理事会及び常勤役員が、組織の年次方針・決算予算等は理事会・監事監査を経て総会承認事項です。この中で、理事長が事業統括者であり日常では時に会社経営者以上の包括的権能を有しています(尤も、法・定款上で理事長職位として組織上の権限と責任を明示、もし理事長に支障がある場合は副理事長・専務等の理事が順位に従って代行します)。実際には創業型NPOの場合、事業本業+資金確保・官庁対応などの多分野を担うため、突然事情による後継は大変となる例が多く見られます。

 

○今回の定款改訂は以下の理由によります。

 

(1) 2003年のNPO法人取得から事業が多岐に拡大しており主要業務を分掌する。~教育実践活動・普及活動・協同ネットワーク活動・財政総務など。概ね代表理事にて前2部門、後2部門を分担。

 

(2) 設立後13年、夕張実践以来19年を経過する中で将来持続を準備する。~吉野は06年創始者から引継ぐ。今後マネジメントの円滑移行を計る。

 

 これは数年前に分掌・助成金取扱いで内部齟齬を起こした際(当時は再検査によりこれ自体はOK、運営改善が必要との反省も含めて指導体制を複数型運用に切替え整備して今の到達となりました。

 

定款改訂は当該条文16条・文言30ヶ所となり、その手間/公示期間を通じて今回ようやくの報告です。[昨年度、「職位の読み替え」を窓口に打診。しかし「これは総会/定款改訂事項」とのこととなり、官庁/条文規程の杓子定規面も体験しました。感想:市民活動を本気で促進していくには行政・法制もより機能的合理性+実質支援の枠組みが求められます。形式実務の煩瑣は本体活動力を削がれます。日本はまだ端緒でしょうか・・でも今回は担当窓口にはお世話になりました]

 

■ これからの課題/持続展望へ ■

 

所轄官庁=札幌市に申請し、3が月後の8月に承認通知。これによりトップ複数体制となり、吉野と(既に2年前より)内部配置していた学園長/大塚の2名が正式に任にあたります。これを機会に会員・支援者の皆さんより従来以上のご指導等お願いします。[20169月・常勤理事会]

 

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2015年

11月

25日

ホームページをリニューアルしました

 〇 今年の方針に掲げていた『情報発信』の改善について、ようやく作業が整いこの11月下旬にホームページ(HP)がフレッシュアップされました。「トップ画面」を教育実践活動の【自由が丘月寒スクール】に、配置・イラスト・カラーなどもすっきりとして更にスクールの2コマ・3コマ目と続きます。

 ◆操作では、 [トップ画面] ⇒ [月寒スクール]、[子ども館]、[NPO法人]・・・

 ◆タッチ箇所は、 [トップ画面の上部項目]か[右サイドの見出し]をクリックして・・・

 ◆スクールの紹介は、[トップ] ⇒[月寒スクール] ⇒[時間割]・[カリキュラム]・[行事]・[生活] ⇒(各項目へ)

〇 作業者のSスタッフは元々は造形やPRのキャリアを有しており、今春の打合せ以降、合間をぬって編集を続けてこの期のおひろめとなりました。~通信「教育のフロンティア11月号」紹介。フェイスブックを併せご覧下さい。

〇 尚、従来HPの活動データは各項目(インデックス)の中を辿ると開けます。これらも随時整備していきます。

ご感想、ご意見などをお寄せ下さい。お待ちしています。   常勤スタッフ一同


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2015年

5月

20日

「教育を語る会」集会を4月29日に実施しました。

 故鈴木秀一さんを偲ぶ会は、本人の意思(及び家族意向)によりしないようにとのことから、思案してこの集会を企画しました。(本NPO現役役員でありかつ公的面や多くの業績などにより私共の「区切り」を判断したのです)

 但し上記の「制約」により、案内は前号の通信209号と本ホームページに留めた関係で十分伝わらなかった点はご容赦下さい。当日は祭日ですが平日の中で、会員=読者、NPO役員、現職教師、同友会関係、卒業生、保護者などの方々+ご遺族に参集頂き、3時間にわたり交流し合いました。詳細は5月末発行予定の通信211号に紹介します。

 当日は冊子「鈴木秀一さんの教育実践、教育論、人生論」を配布しました。(希望の方には頒布/送料含め500円)

 尚、各分野の方々に追悼寄稿して頂いた記事は同じく通信210号に掲載しました。 以上報告とします。

    認定NPO法人 北海道自由が丘学園・ともに任伝教育をすすめる会 常勤役員・スタッフ一同

 


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2015年

3月

02日

鈴木秀一さんの訃報をご案内します

 突然ですが、標記につきまして北海道新聞の朝刊に下記のお知らせが掲載されました。

  【ご挨拶】 夫 鈴木 秀一 儀 

   去る2月26日、85歳にて永眠いたしました。生前賜りましたご厚情に深く感謝しお礼申し上げます。

   なお葬儀は家族のみにて執り行いました。失礼の段、何卒お許しください。 

   甚だ勝手とは存じますが、一切のお心遣いについては故人の遺志によりより固くご辞退申し上げます。

     2015年3月1日 札幌市北区屯田2条4丁目8-10  喪主  鈴木 伸子


 昨年の病気療養は秋の入退院後に自宅療養中でした。家族(及び)には告知されていたようです。時々、資料届けなどの際には「普通」の応対で声も力強かったのです。2月15日には道民教などの講演会の挨拶を10分ほどされていました。その後も平静だったようですが、当日早朝に急変されたとのことです。

 上記の通り自宅での家族葬で身内のみ、お寺さんも入らず翌日昼に出棺でした。「形式」は望まぬとの趣旨でした。

 北海道自由が丘学園(のみならず教育界、市民活動分野)にとり、先達かつ貴重な存在でありました。北海道における「新しい教育・学校づくり」の推進、組織代表を続けられ、本認定NPO法人の現職理事/相談役でした。思いは多々ありますが、まずは会員、支援者の皆様へのご案内と致します。

 尚、後日に私共(及び関係する人々~団体)での会合なども検討したいと考えております。別途、月次通信「教育のフロンティア」などにてご案内する予定です。 改めて故人のご冥福をお祈りします。  

   2015年3月2日 認定NPO法人北海道自由が丘学園・ともに人間教育をすすめる会 常勤理事会・スタッフ



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2014年

10月

06日

さっぽろ<子育て・教育>市民フェスティバル2014

さっぽろ<子育て・教育>市民フェスティバル2014が今年も開催されます。

「笑顔が輝く 子どもと大人の未来」~つながり広げて 子育てできる地域社会を~をテーマとしています。

講演ゲストには、8月にも講演をしていただいたキャスターの金平さんです。

同時開催として「遊びの広場」も行っています。自由が丘からも参加予定です。

お時間のある方はぜひ会場へお越し下さい!(S記)

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2014年

8月

20日

8月・9月の集会

8月・9月も集会が盛りだくさん。2つの集会を紹介させていただきます。

1つ目、8月31日(日)13:00~17:00 中央区民センターにて教育研究集会が行われます。

講演会の講師は報道キャスターの金平茂紀さん。世界を駆け巡る忙しい中、「世界の取材現場から見た日本・子ども・教育」をテーマに講演を行う予定です。さらに講演後は分科会別の交流の機会が設けられています。

お時間のある方はぜひ参加してみて下さい。

 

 

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2014年

6月

16日

私たちの教育活動・実践について

 自由が丘の行っている取り組みについて、時々ご意見を頂きます。今回、批判というか非難のような内容を受けました。(半年に一度位この種の投稿があります。指摘は代表者へものだったり運営についてで、匿名性のためか一方的なものとなっています) 6月の2回分は、「役員会員への批判、自由が丘の理念「生徒が主人公=学び成長する主体者がそうなっていない」という内容でした。何でそう思われるのか・・と残念です。

 実状を見られていれば、在籍する生徒たちが毎日登校し前向きに学び個性を発揮しながら交流している様子や、父母の期待・思い、スタッフの姿勢・授業作りなどが判ると思うのです。何よりも、様々な理由で学校に通えない(通わない)子ども達が、通学する中で生き生きとして自らテーマを決めて授業や体験学習に参加していることを、今年の入学生徒も含めて実感しています。

 教育活動は、実践的には容易に成果が出るものではなく、その年齢に相応しい発達理解の提案・試行プロセスや仲間との交換生活を通じて、それぞれの子どもの土台が形成されていきます。自由が丘は、そこに私達の提案する体験・総合型のカリキュラムを重視しており、柱とする「地球に生きる科」「表現科」「人間科」に加えて、今年は「外に出る科」もスタート~下調べをしてから地域に出かけ、歩きながら確かめ最後に壁新聞を作成するものです。併せてこれらの実践を公開普及する取り組みも行っています。

 今の教育・学校制度のもつ偏差値型学力主義や画一管理に対峙することは大変ですが、人間としての力をつけ多難な時代を担っていけるような『共育』活動を今後も多くの地域市民との協同で進めていきます。ご理解、ご支援をお願いします。(Y記)

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2014年

6月

11日

-月寒九条の会・5月例会を終えて-

5月10日(土)「月寒九条の会」による第5回目の例会を行いました。

テーマは教育ということもあり、自由が丘からは大塚と吉野がパネラーとコーディネーターとして、またスタッフも参加しました。

今回の例会で多くの方と交流することができました。

 

さらに、6月29日には東月寒地区センターにて第6回目の例会が開催されます。

前回同様、多くの方のご参加を期待しています。

(S記)

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2013年

12月

16日

「月寒九条の会」第3回例会

12月7日(土)、「月寒九条の会」第3回例会が自由が丘を会場に開催されました。

『平和と民主主義の危機』を語る集いというテーマのもと、2部構成のプログラムで行ないました。

はじめに自由が丘の紹介を行ないました。自由が丘の紹介ビデオはとても好評でした。

次に神保先生による講演を行ないました。身近な例で楽しく語ってくれたため、参加者は皆講演内容に聞き入っていました。(S記)

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2013年

10月

22日

10月の集会

 10月14日(月)にさっぽろ<子育て・教育>市民フェスティバル、10月18日(土)に月寒九条の会に参加しました。

 子育てフェスティバルでは午前に札幌学院大の冨田先生による講演、午後は分科会とおもしろ科学教室に分かれた担当となりました。おもしろ科学教室では100人以上の親子に来ていただき、「ニセイクラ作り」と「スライム作り」を体験していただきました。上手にできた時、子どもたちの笑顔はとても輝いていました。

 月寒九条の会では2部構成となっており、第一部ではスタッフYと友だちKによるミニライブを行ないました。3曲+アンコールでとてもステキなライブとなりました。第2部の石垣牧師の講演ではユーモア溢れる語り方で、聴衆も引き込まれていきました。

(S記)

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2013年

10月

08日

15周年記念「交流と講演のつどい」を終えて

9月28日(土)に15周年記念集会を開催しました。

会員・支援者・父母・卒業生・教育大釧路校の学生・在校生と多くの参列を頂きました。

生徒たちも売店作業をがんばりました。その結果、商品は完売し、予想以上の売り上げとなりました。

今回参加して頂いた皆様、売店をご利用いただいた皆様ありがとうございました。(S記)

 

 

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2013年

8月

13日

夏休みのスクール

スクールも夏休みです。

スタッフは生徒たちを心配しつつ、2学期に向けた準備をすすめています。

せいかつの授業で育てていたラディッシュの葉が10センチ程に大きくなりました。

カブの赤い色が顔を出しています。

ここまで立派になると、うれしさがこみ上げてきます。

育てた生徒も喜ぶこと間違いなし!

夏休みあけが楽しみです。

2学期は8月21日(水)からはじまります。(S記)

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2013年

8月

06日

第52回道民教合同研究おたる集会に参加して

8月1日・2日に共育の森学園にて行なわれた道民教に参加してきました。

1日の分科会では鈴木秀一先生が「夕鶴」の学習というタイトルのもと、国語の教材研究について発表してくれました。20名程度の教員や学生が集まり、発表資料も28ページに及ぶ大変内容が濃いものでした。この日のために釧路から教育大の学生達が朝早くに出発し駆けつけてくれました。国語の授業について悩んでいる先生も多かったため、鈴木先生の報告に熱心に耳を傾けているようでした。

午後の記念講演では佐藤さんが「教師を生きる”哲学”を探して」という内容で2時間講演を行なってくれました。教師という職業は「小さな花」を選ぶものであるという言葉が印象的で、改めて教師について考えさせられました。 2日目の分科会では吉野さんにが、「教育大学『授業開発コース』の通年総合型実習から学ぶ」というテーマで報告を行ないました。2日目にも釧路から先生や学生が駆けつけてくれ、積極的に分科会に参加してくれました。 最後の特別講演では弁護士である神保さんが、「日本国憲法いつ考えるの?今でしょ!明日の自由を守るために」というタイトルで講演を行なってくれました。憲法に関する今の現状と教育の面からみる憲法改正についてわかりやすく報告してくれました。(S記)
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2013年

7月

22日

夏休みへ

あれよあれよという間に1学期が終了、夏休みへと突入しました!

今日7月22日(月)~24日(水)まで夏期講習期間中です。

まだ先日行われたサマーキャンプについてもお伝えできないままで申し訳ないです。

(キャンプは農作業、海水浴、ノコギリクワガタ?を発見したりと盛りだくさんな内容だったのです!)

成長の記録もひと段落つきましたら「月寒スクール」ページにてキャンプの模様をお伝えしたいです。

 

この1学期は在校生4名でスタートし、5月に小学2年生の男の子、更には今やスクールのアイドルとなっている亀2匹が仲間入りしたりしました。

6月学生週では余市でお泊り会ができたりと(例年だと学生週お泊りは9月~)、新たな楽しみ方が沢山出来た学期だといえます。

生徒も1学期レポートに「今学期ほどスクールで身体を動かしたことは無いかもしれない」と記すほど、登山に公園散策にお泊り会に・・・とアクティブに動き回れました。

 

2学期はどんなことができるかな?

新たな仲間に出会えるかな?(見学・体験等お問い合わせが何件か来ています)

これからを楽しみに、ゆっくり休みつつスクールでは体験できないことを味わう夏休みにしてもらいたいです。

(T記)

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2013年

7月

02日

6月29日の月寒9条の会に参加して

この度、月寒9条の会にてコーラス「木いちご」さんとギター伴奏という形で参加させて頂きました。

今回、練習時間も少ない中こうやって多くの人達の前で演奏することができ本当にいい体験ができました。

他の和太鼓の演奏も実に迫力があり、また参加型のパフォーマンスだったので本当に楽しめたと思います。(吉田記)

 

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2013年

6月

12日

新しい仲間

2匹とも食欲旺盛なため、エサをたくさん食べています。

スクールに来た頃よりも大きくなってきましたよ。

(S記)

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2013年

5月

13日

コーラス「木いちご」発表会

5月11日(土)、スクール事務担当の廿日岩さんが所属するコーラス団体「木いちご」さんによるコンサートが3階教室にて行われました。

以前から練習の様子から少しだけ歌声は聴けていたのですが、しっかり聴くのはこの日が初めて。

廿日岩さんもにこやかに歌声を披露してくれました!(やっと聴けました!)

 

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2013年

4月

02日

春のスクール体験会

4月に入りました!

今年度もどうぞよろしくお願いします。

「あけましておめでとう」よりも、この新年度スタートの方が気持ちがシャンとなるのは私だけでしょうか?

 

さて、説明会・イベント情報でもお伝えしている通り、5日(金)・6日(土)は春のスクール体験会を実施します。

スクールのいつもの雰囲気を少しでも感じてもらうべく、ちょっとしたミニ授業や食育とイベント目白押しの2日間です。

「スクールってどんなところなんだろう?」「以前、相談会には参加したのだけど・・・」という方、ぜひご参加下さい。

ご連絡、お待ちしています!

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2013年

3月

27日

新年度支度

卒業生を出した寂しさにいつまでも浸っていられないのが現実です。

スクールは今、春休みですが、新年度に向けての準備が少しずつ動き出しています。

まずは成長の記録。在校生には3学期、努力した点・こんな風になってほしいと願いが込められた記録が今年度内に郵送されます。お楽しみに。

それから授業準備。これからスタッフで会議を重ねてどのようなものにするか検討していく予定です。

そして、忘れてはならない体験会・相談会。自由が丘ではまた新たな仲間を随時募集しています。何件かお問い合わせの連絡も来ているので、スクールの雰囲気を少しでもわかってもらえるような体験会作りをしたいと思っています!また詳細が決まりましたらこちらでもご案内します。

それでは、(ここを見てくれているであろう)卒業生・在校生は次のステップに向けた準備を行う春休みにしてくださいね。

(T記)

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2013年

3月

25日

旅立ちを見送って

月寒スクールにてもご紹介させて頂きましたが、23日(土)、無事に卒業生10名を見送ることが出来ました。

集い当日は司会も務めていたせいもあってか、「おめでとう、よく頑張ったね」という気持ちで一杯で、「寂しさ」は陰を潜めていました。しかし、何もかもを終え、こうして写真を整理したり会場片付けを行う内に、大きな大きな喪失感というか、ぽっかりとした気持ちに襲われている今です。はっきり言って抜け殻です。

集いは本当に温かなもので、生徒達みんながこのスクールで継続してきたものの集大成が見られた気がします。写真から少しでもその空気を感じ取ってもらえたら幸いです。

新学期に向けて等の準備も控えているので、いつまでも余韻に浸り続ける訳にはいかないのですが。寂しさを抱えつつもゆっくり前に向いていく春休みにしたいと思っています。

(T記)

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2013年

3月

11日

卒業・修業に向けて

年度末、スクール総仕上げに向けて大きく動き出しています。

今年度の卒業・修業のつどいは3月23日(土)13:00~となりました。

現在、生徒達は卒業アルバム&つどい演出に向けて急ピッチで作業を行っています。

それぞれの持ち場で皆、奮闘しているので、良いものが出来る予感です。

スタッフ勢も負けじと証書作成などに追われています。

何かと一区切り付くこの季節は寂しいものですが、残りの日々、楽しさでいっぱいにしたいものです。

(忙しさで寂しさを紛らわせているような・・・) 

 

そんなスクールの様子やつどいの見学を希望される方、お気軽にお問い合わせ下さい。

(T記)

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2013年

2月

18日

おひなさま

スクール玄関に雛人形が飾られました。

敷物?は普通は赤色の布を用いるのですが、残念ながらスクールには見当たらず・・・

「青い敷物?もある」

という話を聞き、さっそく代用してみました。

引き締まった感じになり、これはこれで良し!

一足先にひな祭り雰囲気なスクールなのでした。

(T記)

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2013年

2月

13日

「今日のお昼は何かな?」

12時30分、お昼休みがスタートすると、3階台所がにぎやかになります。

この頃、生徒・スタッフはお昼ご飯をスクールで自炊する機会が増えてきました。

メニューは簡単なインスタントラーメン、焼きそば、ちょっと豪華にオムライス、丼物…なんて日もあります。

「今日は私が作ってあげるね」

と互いに作りあっこする日もあります。

スクールでは給食が無いので、各家庭のお弁当に頼らなければならないのですが、こうして少しずつでも自分で作ることを通して自立していくことも良いなと見ています。

まずは私も自立しないと!

生徒の様子を見て私も今日もせっせと自炊するのでした。

 

(T記)

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2013年

1月

07日

スクール2013年スタート

本日からスクールもスタートしました。

(始業は16日(水)となっています)

今年もどうぞよろしくお願いします。

冬休み中ではありますが、受験準備(面接練習etc・・・)、進路面談のために来校する生徒もおり、休みながらも今後に向けて進行しています。

3学期に向けてスタッフ一同、準備に勤しんでいきたいです。

(T記)

 

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2012年

12月

01日

週刊ポスト「教育特集」記事について

■表記雑誌の11/23号(発売は11/12)に全国の民間教育団体の実践&各地リストが掲載されました。

10月取材時はタイトル/「子どもの自立支援、全国の私塾特集」として、この8月に掲載に続く第2弾との事でした。

実際記事名は「カリスマ教育者の・・・」と、(副題の「・不登校児が元気になる」はいいのですが)違った見出しです。

それでも各地41ヶ所の中から11ヶ所が1/2から2ページの範囲で写真付きで、自由が丘も1ページ紹介されました。

以下は、それについての補足です。

■支援者、NPO会員、通信読者の皆さんはご承知のことですが、「北海道自由が丘学園」は【市民立による“子ども達が主人公=学び成長する主体者”】の教育・学校づくりを掲げ、1998年夕張スクール以来の実践を持続中です。

今日の市民社会において、主に中等教育分野を中心に憲法に則った民主主義の深化・具現化を目指しています。つまり、《人間形成的な教育》を多くの皆さんとともに具体的実践し発信している組織・団体です。

■従って、特定の個人的恣意(意図はさておき)で教育内容を決めたり運営してはいません。上記の特集タイトルは、この点では自由が丘の理念やスタイル=自由が丘ヒューマントラスト運動とは馴染まないのですが・・・

また、実際の「各団体・地域との協同」や「集会等の普及活動」「エコハウス(スクール)」も省略されました。(残念!)

■伝え切れなかった対応者の力不足をお詫びしつつ、記事自体が多くの教育関係者や父母につながればと思っているところです。ご意見・ご感想など頂ければ今後に生かしていきます。お寄せ下さい。(Y記)

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2012年

10月

31日

学園近況、取材など

□10月26日、全国有数の某週刊誌記者の取材を受けました。(趣旨:夏の「私塾特集」が好評だったので、第2弾は各地の実践例紹介にて・・)若い女性記者+経験豊富なカメラマンの2名、当日は朝から夕方まで滞在です。

□ありのままを見てもらおうと、1時間目=10/22-24修学旅行のまとめ、2時間目=秀さんの日本語、午後=「やってみる科」など。昼食時も一緒、放課後もふれ合い、サポーターのOBOGにインタビューなど熱心でした。記者さん曰く、「子ども達が少しずつ近づいてきてくれるのがすごく嬉しかった」との感想です。他の事例とあわせて11月中旬に掲載されるとのこと。どのような扱いとなるのやら!?

■私達が、夕張以来14年間にわたり大事にしていること、“子ども達が中心=学び・成長の主体”となった実践や、【市民立】の取組みなどが伝わればとの思いで応対しました。それにしても、生徒達の活発さ、自然体、それぞれの個性発揮などは、たいしたものです。彼(女)らの成長ぶりが少しまぶしくかつ頼もしく感じました。

■今年も、あと2ヶ月。2学期後半は、中学3年生10名の進路を含めて、次の課題に進んでいきます。(MY記)

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2012年

8月

21日

卒業生が来校

20日(月)、当スクールの卒業生・大介さんと美鈴さんが来校してくれました!

お二人からはスクールに通っていた頃の思い出、現在通っている学校のこと、将来について・・などなど、沢山のお話を伺えました。

そし今、スクールに通う後輩達へのメッセージも受け取ったので、スクール生はお楽しみに。 大介さん、美鈴さん、ありがとうございました!

(お二人が持っている立派な仏像は、伝統工芸を学ぶ大介さんの作品)

 

そして。

明日22日(水)からはいよいよ2学期がスタートします。

1学期、授業や行事を通して大きくなった生徒達が、今度はどのように伸びていくのか・・・楽しみです!

長いようであっという間な2学期、充実した日々となるよう一緒に過ごしていきましょう。

 

(T記)

 

 

 

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2012年

8月

09日

余市に行ってきました

「畑の作物が沢山なっているよ」

余市教育福祉村のスタッフさんからこのような連絡を受け、8月8日(水)、スタッフSとTで余市に行ってきました。

 

到着した私たちを待ち受けていたのは真っ赤に熟れたトマト、ゴロゴロとしたジャガイモ、大きくぶら下がるナスといった作物+沢山の雑草!

たくましく育ってくれた作物に喜びながら、一つ一つ丁寧に収穫してきました。

カボチャやトウモロコシは収穫までもう少しといった具合だったので、後日、また様子を見に行きたいと思っています。

 

雑草たちのお世話は2人ではなかなか大変なものでした。

日ごろの生徒みんなの頑張りがあればあっという間に終わるのに・・・

しぶとい雑草に苦戦しながらも、なんとか作業を終えました。

 

収穫したトマトはこれから煮込んでトマトソースとして保存しようと考えています。

ジャガイモは風通しの良い1階にて乾かされています。

新学期になったらおいしくいただきましょう!

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2012年

7月

25日

夏休みが本格的にスタートしました

7月20日(金)に終業のつどいを終え、23日(月)~25日(水)と3日間、夏期講習を行いました。

先ほど、その講習も終え、スクールはしばらくの間、夏休みとなります。

 

生徒のみなさんにとって、この1学期はどうでしたか?

新入生も4名入ったり、新時間割も設定されたことでまたより一層、パワフルに活動できたのではないでしょうか。

先ほど、みんながどこか名残惜しそうにしてスクールを後にした姿が、1学期の充実さを物語っているような気がしてなりませんでした。

夏休み中は普段、スクールでは体験できない部分をうんと行って、また新学期に元気な顔を見せてもらいたいです!

(夏休みの課題もよろしくです!成長の記録もただ今、作成されています)

 

では、怪我や事故などにはくれぐれも気をつけて、良い夏休みを!!

 

(2012.7.25、T記)

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2012年

6月

06日

6月のスクール

今月のスクールは行事が盛りだくさんです!

 

●余市農業実習

先月は全員で作物を植える作業を行いました。

今月からは生徒が2チームに分かれ、隔週でお世話をしていきます。

余市を散策したり、海で遊ぶことも予定

 

●釧路学生週

教育大釧路校の学生さんが今年度も実習に来てくれます!

第一弾となる6月実習は25日(月)~29日(金)

 

その他にも、ショート登山第二弾や社会見学を予定。

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2012年

5月

25日

2012年度スタート中

●4月、新年度は在校生(主に2-3年目組)と今年のカリキュラムを説明。今年は「経験者」ならではの面白い新しいメニューにチャレンジしようと話し合いしています。<例>各人がテーマ設定、継続的なアウトドア・郊外実習・・・

●その一環として、連休中の平日にパン工場見学、ショート登山を行い、5/中には余市町農園にて畑起し&苗植えなどを実施しました。生徒達の反応は様々ですが、いろいろと発見したものがあったようです。

●それらを経て(なのか、自覚してきたのか)、この1-2週の生徒の雰囲気が変わってきたことを感じています。もちろん、良い意味でですが生徒によっては急テンポの変化であり、スタッフの方が驚いています。~「やる時はやる」「時がきたらやる」ということなのでしょうか。人それぞれの速度・タイミングという中に、相互反応した【共鳴・共振】も起きているようにも思ったりしながら、働きかける教育活動・実践の大事さ・醍醐味を実感します。1学期も中盤に入ります。(MY)

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2012年

4月

09日

新年度へ

月寒スクールは11日(水)よりスタートします。

生徒の皆さんは充実した春休みを過ごせたでしょうか?

明後日に話を聞けることを楽しみにしています。

また、明日10日(火)は10時~14時という時間で登校可能となっています。

スクールの掃除をお手伝いしてもらったりしますが、基本的に自由タイムです。

予定が空いていたら、ぜひ!

 

この休み中、スタッフは成長の記録を作ったりとこれまでの振りかえりをする一方、これからの授業をどうするかといった話し合いを何度も重ねてきました。

今年度は在籍日数も長く重ねてきてくれた生徒が多く、経験値も大きくアップしているとスタッフは感じます。

その経験値を大いに発揮し、今まで以上に「自分達の手で」月寒スクールを動かしていってもらえるようなカリキュラムが始まろうとしています。

一緒にまた、がんばっていきましょう!

 

(T記)

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2012年

3月

21日

巣立ち

「月寒スクール」のページでもご紹介させていただきましたが、先日、卒業生3名を送り出しました。

中学3年生2名と小学校6年生1名、いずれも男子生徒の巣立ちとなりました。

3名とも、これからの新しい環境に不安や期待があると思いますが、自由が丘で身につけた力をフルに活用して、切り拓いていって欲しいと切に願います。

たまに成長した姿を見せに来て欲しいな~、とも。

 

3名の卒業生を送り出したことで、4月からの在籍生徒は10名となりました。

この生徒達はスクールに在籍して2年以上経つ子が多いので、自ら主体的にスクールを動かしてもらいたいとスタッフ一同、期待しています。

来る次年度はどのような1年になるのでしょうか。

「成長の記録」を編集しながら、心待ちにしています。

 

(T記)

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2011年

2月

22日

学生週2週目!

トップページ・月寒スクールページでもご案内があったように

先週から教育大釧路校の学生さんが来ています。

そして2週目となりました。

 

先週末、涙々の1週目メンバーとのお別れがあり、

今週は入れ替わり2週目メンバーです。

 

登校時から下校時まで学生さんたちと触れ合っている日々が続いています。

先週の写真が月寒スクールページに少しだけ載っています。

どうぞご覧下さい。

 

 

 

記・しょうわ(サポートスタッフ)

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